ねっかん‐かこう【熱間加工】
金属を再結晶温度以上に加熱して、板・棒・形鋼などにする加工法。レールなど長い物を連続的に生産できる。高温加工。⇔冷間加工。
ねぬなわ‐の【根蓴菜の】
[枕]ジュンサイの根が長いところから、「長き」「くる」「ね」などに掛かる。「—苦しきほどの絶え間かと」〈後拾遺・雑二〉
ねむ‐の‐き【合歓木】
マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生。葉は羽状複葉で、互生し、小葉が数十枚並んでつく。夜になると、小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がる。夏、淡紅色の約20個からなる頭状の花をつけ、夕方...
年季(ねんき)が入(はい)・る
1 長い間修練を積んで確かな腕をしている。「年季が入った技を見せる」 2 道具などが長く使い込まれている。老朽化している。「年季が入った万年筆」 [補説]「年期が入る」と書くのは誤り。
年季(ねんき)を入(い)・れる
長い間努力してその仕事を修練する。「本場で—・れる」
ねん‐げつ【年月】
年と月。歳月。「長い—がたつ」
ねんだい‐もの【年代物】
長い年月を経て、それによって価値の出た物。また、非常に古い物。「—のワイン」
ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】
近世以前用いられた竹尺の一。曲尺(かねじゃく)より4厘長い。近江(おうみ)国の伊吹山から発掘された念仏塔婆に刻まれた尺度に拠るところからの称といわれる。
のうぜん‐はれん【凌霄葉蓮】
ノウゼンハレン科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は円形でハスに似る。夏、葉のわきから出た長い柄の先に、黄色または赤色の5弁花を開く。ペルーの原産で、日本には江戸時代に渡来。ナスターチウム。金蓮花(...
のぎ‐め【芒目/禾目】
陶器などの表面に現れる、芒(のぎ)のような細長い斑文。「—天目」