タージ‐マハル【Tāj Mahal】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラにある廟堂。ムガル朝第5代皇帝シャー=ジャハーンが亡くなった妃ムムターズ=マハルのために建てたもので、1632年から約20年かけて完成。装飾美術の粋を...
ターバン【turban】
1 頭に巻くスカーフ状の長い布。本来はイスラム教徒の男子のかぶり物で、帽子の上または直接頭に巻いたもの。色や巻き方で、身分・宗派・部族を表す。 2 1を巻いた形の婦人帽。
だい‐がさ【台笠/台傘】
1 近世、大名行列などのとき、袋に入れ長い棒の先につけて、小者に持たせたかぶり笠。 2 (台傘)傘袋に納めた妻折り傘。高位の人の外出の際に飾り傘として用いた。
だいこく‐こがね【大黒金亀子】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ。体は楕円形で厚みがあり、黒色。雄には長い角がある。山地の牧場にみられ、地中に穴を掘り獣糞(じゅうふん)を集めて産卵する。
だいし‐の‐つえ【大師の杖】
大師講の日、供膳に添える長い箸(はし)。東北・北陸地方では、大師は子沢山であったので、この箸を短く折って分け与えたとか、団子をさして子供を育てたとかいう伝承がある。
だい‐せん【題簽】
和漢の書籍の表紙に題名などを記してはる細長い紙片または布片。外題紙(げだいがみ)。貼(は)り外題。
だいぜつ‐そう【大舌相】
仏の三十二相の一。仏の舌が広く、髪の生え際にまで届くくらい長いこと。嘘偽りのない相とされる。広長舌。
だいたい‐きん【大腿筋】
大腿にある筋肉の総称。大腿二頭筋・大腿四頭筋など、太くて長いものが多い。
だい‐びょうし【大拍子】
1 里神楽などに用いる打楽器の一種で、締め太鼓の胴の長いもの。細桴(ほそばち)で一方の皮を打つ。 2 歌舞伎の下座音楽で、1のほか、大太鼓と篠笛(しのぶえ)あるいは能管が入る鳴り物。神社の場面な...
だいもんじ‐そう【大文字草】
ユキノシタ科の多年草。山地の湿気のある岩に生え、高さ10〜30センチ。葉は手のひら状に浅く裂ける。夏から秋に、白い5弁花をつけ、3弁は小さく、2弁は長いので「大」の字に似る。《季 秋》「鐘釣の—...