てんあん‐もん【天安門】
中国、北京の中心部にある故宮正門の名。門前の広場でメーデーや国慶節などの集会が行われる。
てん‐もん【天門】
天帝の御殿の門。また、天へのぼる入り口にあるという門。
と【戸/門】
1 (戸)窓・出入り口などに取り付けて、開閉できるようにした建具。引き戸・開き戸などがある。「—をたてる」「鎧—(よろいど)」 2 出入り口。戸口。かど。もん。「大き—よりうかがひて」〈崇神紀〉...
とうちゅうけん‐くもえもん【桃中軒雲右衛門】
[1873〜1916]浪曲師。茨城の生まれ。本名、岡本峰吉。門付け芸にすぎなかった浪曲(浪花節)を、大劇場で通用する芸に高めた、浪曲中興の祖。宮崎滔天(みやざきとうてん)らと交わり、浪曲によって...
とう‐りゅうもん【登竜門】
《「竜門」は中国黄河の中流にある急流で、ここをさかのぼることのできる鯉(こい)は竜になるという「後漢書」李膺(りよう)伝の故事から》立身出世の関門。「芥川賞は文壇への—だ」
とこ‐つ‐みかど【常つ御門】
《「つ」は「の」の意の格助詞》永久に変わらず栄える宮殿。とこみや。「君ませば—と侍宿(とのゐ)するかも」〈万・一七四〉
とすじ‐えもん【十筋右衛門】
頭髪のきわめて少ない人をあざけっていう語。三筋右衛門。六筋右衛門。とすじ。「地髪は—と」〈浮・一代女・三〉
との‐ど【殿戸/殿門】
御殿の戸口。相手の家への敬意を表す語。「味酒(うまさけ)三輪の殿の朝戸にも出でて行かな三輪の—を」〈崇神紀・歌謡〉
とばつ‐びしゃもん【兜跋毘沙門】
西域に起源をもつとみられる異形の毘沙門天。兜跋は「吐蕃(とばん)」の転ともいう。
と‐もん【都門】
都の入り口。また、都のなか。都。都会。「身は—の塵まみれにもなろうものを」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉