たえもん【太右衛門】
美しい女。美人。「喜多八、見さっし、美しい—だ」〈滑・膝栗毛・初〉 [補説]寛政(1789〜1801)のころ、江戸で美しい牡丹(ぼたん)を栽培するので有名だった牡丹屋太右衛門から出た語。また、「...
たか【高】
《他の語の下に付いて複合語をつくるときは、一般に「だか」となる》 1 数量・金額などを合計したもの。収穫量や知行(ちぎょう)の額、また金銭の総額など。「生産—」「石(こく)—」「現在—」「持ち出...
たかおさんげ【高尾懺悔】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「高尾懺悔の段」。藤本斗文作詞、杵屋新右衛門作曲。延享元年(1744)江戸市村座初演。傾城高尾の亡霊が現れて生前のことを懺悔するもの。
たかしま【高島】
姓氏の一。 [補説]「高島」姓の人物高島嘉右衛門(たかしまかえもん)高島秋帆(たかしましゅうはん)高島米峰(たかしまべいほう)
たかしま‐や【高島屋】
歌舞伎俳優市川左団次・小団次、およびその一門の屋号。
たかちほ‐だいがく【高千穂大学】
東京都杉並区にある私立大学。高千穂高等商業学校に始まり、高千穂経済専門学校を経て、昭和25年(1950)高千穂商科大学として発足。平成12年(2000)に現校名に改称。
たかやす‐りゅう【高安流】
1 能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。室町末期、高安与右衛門道善を流祖とする。 2 能のワキ方の流派の一。高安与右衛門の子孫与八郎が、金剛座のワキ方金剛又兵衛のツレ伊右衛門から伝書を譲られて創...
た‐がえ・す【耕す】
[動サ四]《「田返す」の意。古くは「たかえす」》田畑の土を掘り返す。たがやす。「此頃のしづが—・すからすきの」〈土御門院集〉
たけばし‐もん【竹橋門】
江戸城内郭門の一。北の丸の南東で、清水門と平河門との間にあった。
たけもと‐ざ【竹本座】
人形浄瑠璃の劇場。貞享元年(1684)初世竹本義太夫が大坂道頓堀に創設。近松門左衛門を座付き作者とし、東の豊竹座と人形浄瑠璃全盛期の興行を二分した。明和4年(1767)廃座。西の芝居。