タ‐プローム【Ta Prohm】
カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの東約3キロメートルに位置する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により仏教寺院として建立され、のちにヒンズー教寺院に改築された。東...
た‐ぼう【多望】
[名・形動]将来に多くの希望がもてること。また、そのさま。「前途—」「—な安之助の未来のなかには」〈漱石・門〉
たまがわ‐じょうすい【玉川上水】
東京都羽村市で多摩川の水を取り入れ、新宿区四谷大木戸に至る用水路。江戸時代、江戸の飲料水供給のため、玉川庄右衛門・清右衛門兄弟によって承応3年(1654)に完成。明治以後も使用され、昭和40年(...
たまきわる【たまきはる】
鎌倉前期の日記。1巻。藤原俊成の娘、建春門院中納言の作。建保7年(1219)成立。女房として宮中に仕えた生活を、老後になって回想したもの。書名は冒頭の和歌の句による。建春門院中納言日記。建寿御前日記。
たまのおくりわけ【玉の緒繰分】
江戸後期の語学書。5巻。東条義門著。天保12年(1841)刊。本居宣長の「詞(ことば)の玉緒(たまのお)」を補訂したもの。
たま‐びじゅつだいがく【多摩美術大学】
東京都世田谷区に本部がある私立大学。昭和10年(1935)設立の多摩帝国美術学校に始まり、多摩造形芸術専門学校を経て、昭和28年(1953)に新制大学として発足。
たみ‐くさ【民草】
人民を草にたとえた語。あおひとぐさ。「無智盲昧の—の疑い怪しむ」〈杢太郎・南蛮寺門前〉
たも・る【賜る/給る】
[動ラ四]《「たまはる」が転じた「たもうる」の音変化》 1 くださる。「半分はみどもにも—・れ」〈虎明狂・連歌毘沙門〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、目下の者に...
た‐もん【他門】
1 ほかの一門。自分の属する一族以外の氏族。また、芸道・学問などで、その流派以外の流派。 2 ほかの宗門・宗派。
た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)。 2 本宅の周囲に建てた長屋。 3 江戸城中の御殿女中が...