だいひ‐たもんてん【大悲多聞天】
大慈悲を示す多聞天。毘沙門天(びしゃもんてん)。
だいぶつ‐もち【大仏餅】
大仏の形を焼き印で押した餅菓子。江戸時代、京都の誓願寺門前や方広寺大仏殿前の餅屋で売り出したのが始め。奈良名物のものは東大寺にまつわり、鎌倉時代から伝わる。
だいぶつ‐よう【大仏様】
鎌倉初期の建築様式。僧重源(ちょうげん)が東大寺再建にあたり中国宋の様式を取り入れたもの。柱に指肘木(さしひじき)、天井に化粧屋根、用木には彩色を施すのが特徴。東大寺南大門や浄土寺浄土堂などがそ...
ダイベストメント【divestment】
(特定の国・地域・産業などから)投資を引き上げること。企業が事業部門や子会社を売却すること。ディスインベストメント。投資撤収。
だい‐べん【大便】
肛門から排出される、食物のかすや腸粘膜からの分泌物などのかたまり。便。糞(くそ)。
だいみんいっとうし【大明一統志】
中国、明代の地理書。全90巻。英宗の勅命によって李賢らが撰。1461年成立。明の版図を京師・南京・中都・興都の4門に分けてその地理などを詳細に記したもの。明一統志。
だい‐もん【大門】
1 寺院のいちばん外側にある大きな門。禅寺などの正門。多くは、方位をつけて、東大門・南大門などとよぶ。総門。→おおもん(大門) 2 社会的に地位の高い家柄。大家(たいけ)。
ダウラターバード【Daulatabad】
インド西部、マハラシュトラ州にある旧都。アウランガーバードの北西13キロメートル、高さ約180メートルの岩山の上に築かれた城塞都市であり、12世紀末から13世紀初頭にかけて、後期チャールキヤ朝か...
だ‐きゅう【打毬】
奈良時代、中国から伝わった遊戯。左右に分かれ、馬上あるいは徒歩で毬杖(ぎっちょう)を持ち、紅白の毬(まり)を互いに自分方の毬門に打ち入れることを争ったもの。平安時代の宮廷貴族の間に盛行したが中絶...
だっ‐こう【脱肛】
痔疾(じしつ)の一。肛門の粘膜や直腸下端の粘膜が肛門外に出てしまうこと。