おしず‐れいざ【お静礼三】
歌舞伎狂言。本名題「契情曽我廓亀鑑(けいせいそがくるわかがみ)」。世話物。9幕。河竹黙阿弥作。慶応3年(1867)江戸市村座初演。手代の礼三郎と門付(かどづけ)の女太夫お静との悲恋を題材としたもの。
おし‐ひら・く【押(し)開く】
[動カ五(四)] 1 押してあける。「城門を—・く」 2 「開く」を強めていう語。「秘法の書を—・く」
おしゅん‐でんべえ【お俊伝兵衛】
浄瑠璃「近頃河原達引(ちかごろかわらのたてひき)」などの主人公の男女の名。恋敵の官左衛門を刺殺した井筒屋伝兵衛は、相愛の遊女お俊と心中に赴く。実在については諸説がある。
オストミー【ostomy】
瘻孔(ろうこう)形成術。また、人工肛門・人工膀胱のこと。
オストメート【ostomate】
事故や排泄障害のために、腹部に瘻孔(ろうこう)を開け、人工肛門や人工膀胱(ぼうこう)を備えた人。
オセロ‐とう【オセロ塔】
《Othello Kalesi》キプロス北部の港町ファマグスタにある塔。旧市街を囲む城壁の海側に位置する。14世紀に塔と城塞が築かれ、ベネチア共和国時代に堅固な城壁が加わった。城門には、ベネチア...
おそい【襲】
1 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御—はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉 2 上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、—、棟などに」〈枕・九...
オタダルバザ‐もん【オタダルバザ門】
《Ota Darvoza》ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにある城門。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街を囲む城壁の西側に位置する。ヒバ出身とされる中世イスラム世界最大の数学者の一人、...
おたる‐しょうかだいがく【小樽商科大学】
小樽市にある国立大学法人。小樽高等商業学校・小樽経済専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
おだわら‐ぢょうちん【小田原提灯】
円筒形で、不用のときは畳んで袂(たもと)または懐中に入れて携帯のできる提灯。天文年間(1532〜1555)小田原の甚左衛門の創製という。懐(ふところ)提灯。