かがくりょう‐ろん【化学量論】
物質の化学的組成と物理的性質との間の数量的な関係を研究する化学の一部門。初めは、質量保存の法則・定比例の法則・気体反応の法則などを対象とした。
かが‐の‐いっこういっき【加賀の一向一揆】
長享2年(1488)加賀の一向宗門徒の僧侶・国人・農民らが守護の富樫政親を倒し、以後90余年にわたって加賀一国内を支配・運営した一揆。
かが‐ぶし【加賀節】
1 室町時代に流行した小歌。加賀国から出た遊女(加賀女(かがめ))が都で歌いはやらせたものという。 2 「嘉太夫節(かだゆうぶし)」に同じ。 3 万治・寛文(1658〜1673)のころ、江戸で歌...
かがみじし【鏡獅子】
新歌舞伎十八番の一。舞踊劇。長唄。本名題「春興(しゅんきょう)鏡獅子」。福地桜痴作詞、3世杵屋正次郎(きねやしょうじろう)作曲、2世藤間勘右衛門・9世市川団十郎振り付け。明治26年(1893)歌...
かき‐もん【嘉喜門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。北面の外門で、昭慶門の東にあった。
か‐きん【瑕瑾/瑕釁】
1 きず。特に、全体としてすぐれている中にあって惜しむべき小さな傷。また、短所。欠点。「わずかな—もない」 2 恥。辱め。名折れ。「仕損じては一門の—になるべく候ふ間」〈義経記・六〉 [補説]「...
かぎり‐の‐たいこ【限りの太鼓】
江戸時代、上方(かみがた)の遊郭で大門をしめる時刻を知らせるために打った太鼓。門限は、寛永(1624〜1644)は四つ(午後10時ごろ)、貞享・元禄(1684〜1704)ごろには九つ(午前零時ご...
かく‐かい【各界】
職業や専門分野によって分けた、それぞれの世界。「—の代表」
かく‐かがく【核化学】
原子核の核種がもつ性質を、化学的な見地から研究する学門。原子核化学。
かくし‐ねんぶつ【隠し念仏】
東北地方一帯に古くから行われてきた秘事法門の一種。浄土真宗の異安心(いあんじん)で、土蔵などに隠れて特殊な法義を伝授するもの。土蔵秘事。御庫(おくら)法門。秘事法門。