へい‐そく【閉塞】
[名](スル) 1 通路や出入り口がふさがること。また、閉じてふさぐこと。「運河を—する」「腸—」「吝嗇は悪行にして、仁愛の心を—し」〈中村訳・西国立志編〉 2 先行きが見えないこと。将来の見通...
へいそく‐かん【閉塞感】
閉じふさがっている感じ。また、比喩的に、閉じふさがったように先行きが見えないさま。「のどに—がある」「—を打開する」
へいそくせいけっせんせい‐けっかんえん【閉塞性血栓性血管炎】
⇒バージャー病
へいそくせい‐どうみゃくこうかしょう【閉塞性動脈硬化症】
腹部大動脈・腸骨動脈・大腿(だいたい)動脈など四肢に血液を供給する血管で動脈硬化が進行し、血管が閉塞する病気。血流が不十分になるため、手足にしびれ・痛み・冷えを感じる。治療せずに放置すると、やが...
へいそくせい‐ぶんべん【閉塞性分娩】
児頭骨盤不適合・胎位異常・微弱陣痛などにより経膣(けいちつ)分娩が困難な状態。開発途上国などで、低年齢や栄養不良などにより、骨盤が十分に発達していない状態で妊娠した場合などに起こる。帝王切開など...
へいそくせい‐むせいししょう【閉塞性無精子症】
無精子症のうち、精巣では精子がつくられているが、精路に通過障害があるため、精液中に精子がみられないものをいう。
へいそく‐せん【閉塞船】
戦争などのとき、港湾を閉塞するために沈める船。
へいそく‐ぜんせん【閉塞前線】
温帯低気圧の発達過程で、動きの速い寒冷前線が温暖前線に追いついてできる前線。寒冷型と温暖型とがある。
へいそく‐そうち【閉塞装置】
鉄道で、一定の区間内を一編成だけに占有させ、そこへ他の列車の進入があった場合に検知できる装置。軌道回路を用いて進入を検知し、閉塞信号機で停止などを表示する。