せきぐち【関口】
姓氏の一。 [補説]「関口」姓の人物関口氏心(せきぐちうじむね)関口隆吉(せきぐちたかよし)関口鯉吉(せきぐちりきち)
せきぐち‐うじむね【関口氏心】
[1598〜1670]江戸初期の柔術家。関口流の祖。号、柔心。紀州藩に仕えた。
せきぐち‐たかよし【関口隆吉】
[1836〜1889]政治家。江戸の人。字(あざな)は良輔。通称、権助。号、黙斎。関口鯉吉・新村出の父。旧幕臣で、元老院議官・静岡県知事などを歴任した。
せきぐち‐りきち【関口鯉吉】
[1886〜1951]天文・気象学者。東京の生まれ。気象学に天文学的測定法を導入、富士山頂の気象観測を開始した。東大教授・中央気象台長・東京天文台長を歴任。著「太陽」「天体物理学」など。
せきぐち‐りゅう【関口流】
柔術の一派。江戸初期に起こった流派で、関口氏心(せきぐちうじむね)が居合と柔術を組み合わせて創始。新心流。
せき‐さば【関鯖】
豊予海峡で一本釣りされ、大分県佐賀関漁港に水揚げされる瀬付きのマサバ。大分県漁業協同組合佐賀関支店が出荷するブランド魚。平成8年(1996)、関あじとともに、水産品として初めて商標登録。平成18...
せき‐し【関市】
⇒関
せき‐しょ【関所】
街道の要所や国境に設け、戦時における防衛あるいは通行人や物品の検査に当たった所。古代においては軍事的目的で設置され、中世には関銭が幕府・豪族・寺社の重要な財源となり、その徴収を目的として各所に設...
せきしょ‐きって【関所切手】
⇒関所手形
せきしょ‐てがた【関所手形】
江戸時代、関所を通行するさいに提示した身元証明書。関所通り手形。関所切手。関所札。関札。