マルチアーナ‐マリーナ【Marciana Marina】
イタリア中部、トスカーナ州の沖合、リグリア海に浮かぶエルバ島北西部の港町。12世紀にピサ共和国が港の防備のために建造した塔や、18世紀のサンタキアーラ教会などの歴史的建造物が残っている。ブドウの...
みず‐き【水城】
外敵を防ぐために設けた水堀。特に、天智天皇3年(664)大宰府を防備するために造られた土塁をいう。延長約1キロ、高さ約14メートルで、福岡県太宰府市に遺構が現存。
ミルバト【Mirbat】
オマーン南部の港町。サラーラの東約70キロメートルに位置し、アラビア海に面する。かつて乳香交易および馬の取引が盛んだった。港の防備と地方知事の住居として利用されたマルバート城があり、現在は博物館...
むぼうび‐とし【無防備都市】
敵に対する防御・抵抗を放棄した都市。国際法上、攻撃が禁止される。無防守都市。 [補説]作品名別項。→無防備都市
よう‐さい【要塞】
国防上の要所につくった軍事的防備施設。監視所や砲台などを備える。
リオ‐ドゥルセ【Rio Dulce】
グアテマラ東部の町。イサバル湖の北東端、ドゥルセ川への流出口に位置する。カリブ海側の町リビングストンに至るドゥルセ川沿いには低湿地や熱帯林が広がり、国立公園や生物保護区に指定されている。近郊に海...
リバト【Ribat】
チュニジア北東部、地中海沿岸の都市スースの旧市街にある要塞跡。8世紀、アラブ人により港の防備のために築かれた。スース最古の建造物として知られる。1988年に「スース旧市街」の名で世界遺産(文化遺...
レボチャ【Levoča】
スロバキア北東部の町。レボチャ山地の南麓に位置する。ハンガリー王国の支配下にあった13世紀半ばにモンゴル軍の侵略を受け、防備を目的として城壁に囲まれた町が建設された。旧市街には聖ヤクブ教会や市庁...
ロトルシュチャク‐とう【ロトルシュチャク塔】
《Kula Lotrščak》クロアチアの首都ザグレブの中心部、旧市街にある塔。13世紀に町の城壁の南門を防備するために、見張り塔として建造された。19世紀に最上階部分が増築され、毎正午に鳴らさ...