サン‐カルロス【San Carlos】
フィリピン中央部、ビサヤ諸島南西部のネグロス島の港町。同島東岸に面する。タノン海峡を隔ててセブ島のトレドと相対し、航路で結ばれる。同島の主要な幹線道路が通る交通の要地。 中央アメリカ、ニカラ...
さん‐かん【三関】
古代、都の防備のために設けられた三つの関所。平城京の時は、伊勢の鈴鹿(すずか)、美濃の不破(ふわ)、越前の愛発(あらち)。平安京に都が移ると、愛発の関が除かれ、近江(おうみ)の逢坂(おうさか)...
サンチャゴ‐とりで【サンチャゴ砦】
《Porta de Santiago》マレーシア、マレー半島南西岸の都市マラッカの市街中心部にある砦。16世紀初め、ポルトガルがマラッカ王国を占領し、沿岸防備のために建造。のちにオランダ東インド...
サンティアゴ‐とりで【サンティアゴ砦】
《Baluarte de Santiago》メキシコ東部、ベラクルス州の都市ベラクルスにある砦。17世紀に海賊に対する防備のために建造。かつて市街を取り囲んでいた九つあった砦のうち、現存する唯一...
サンフィリペ‐じょう【サンフィリペ城】
《Castelo de São Filipe》ポルトガル南西部の港湾都市セトゥーバルの西郊にある城。16世紀末、ポルトガルを併合したスペイン王フェリペ2世により、イギリス軍に対する防備を目的とし...
サンペドロデラロカ‐じょう【サンペドロデラロカ城】
《Castillo de San Pedro de la Roca》キューバ南東部の都市サンティアゴ‐デ‐キューバの郊外にある要塞。通称モロ要塞。市街中心部より南西約10キロメートル、カリブ海に...
しながわ‐だいば【品川台場】
江戸末期、幕府が江戸湾防備のため品川沖に設けた砲台。ペリー来航を契機に江川太郎左衛門が献策したもので、5基が完成した。御台場(おだいば)。
シブリク‐の‐おか【シブリクの丘】
《Sibrik domb》ハンガリー北部の町ビシェグラードにある丘。ドナウ川を一望でき、4世紀には古代ローマ帝国の国境防備のための駐屯地が置かれ、中世に要塞が築かれた。現在、要塞内部は地域の歴史...
シュコーフィアロカ‐じょう【シュコーフィアロカ城】
《Škofjeloški grad》スロベニア中西部の町シュコーフィアロカにある城。14世紀に町の防備を目的として建造。16世紀初めの地震で大きな被害を受け、後に再建された。現在は町の歴史や文化...
シリストラ【Silistra/Силистра】
ブルガリア北東部の都市。旧称ドルスタル。ドナウ川を挟んでルーマニアと国境を接する。古代ローマ時代に国境防備の拠点として築かれたドゥロストルムに起源する。一時期キーウ大公国に占領されたが、10世紀...