あたけ‐ぶね【安宅船/阿武船】
戦国時代から江戸初期にかけて建造された大型軍船。紀伊の安宅氏の創始とされ、大砲を備えたものもあった。あたけ。
あぶ【阿武】
山口県北部、阿武郡の地名。萩市に囲まれ、日本海に面する。キウイフルーツ・無角和牛を特産。
あぶ‐かざんぐん【阿武火山群】
山口県北西部にある独立単成火山群。大島・笠山・伊良尾山など、萩市・阿武町・山口市に分布する約40の小規模な溶岩台地やスコリア丘から成る。
あぶくま‐がわ【阿武隈川】
福島県の旭岳付近に源を発し、北流して宮城県南部で太平洋に注ぐ川。長さ239キロ。
あぶくま‐こうち【阿武隈高地】
東北地方南部から関東地方北部にかけて広がる高原状山地。最高峰は大滝根山で標高1192メートル。阿武隈山地。
あぶくま‐どう【あぶくま洞】
福島県田村市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。カルスト台地の仙台平(ひら)南部にあり、昭和44年(1969)石灰岩採石場跡で発見された。洞内には鍾乳石・石筍(せきじゅん)が多く見られ、観光地とし...
あぶ‐ちょう【阿武町】
⇒阿武
あぶやま‐こふん【阿武山古墳】
大阪府高槻市の阿武山の丘陵部にある7世紀後半の古墳。石室内部から男性の遺体を納めた夾紵(きょうちょ)棺が発見された。藤原鎌足の墓とする説が有力。
おうのまつ‐みどりのすけ【阿武松緑之助】
[1791〜1852]江戸後期の力士。第6代横綱。能登(のと)の人。本名、佐々木長吉。優勝5回。→第5代横綱小野川 →第7代横綱稲妻