しめん‐そか【四面楚歌】
《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲...
しゅ‐ほう【修法】
密教で行う加持祈祷(かじきとう)の法。壇を設けて本尊を安置し、護摩をたき、手に印を結び、口に真言を唱え、心に観念をこらし本尊と一体化することによって、目的とする願いを達成しようとするもの。目的に...
しら‐はた【白旗】
1 白色の旗。降伏や戦意のないことを示すときなどに用いる。しろはた。「—を振りかざす」 2 昔、平氏の赤旗に対して源氏が用いた旗。しろはた。
し‐れい【使令】
[名](スル) 1 指図して使うこと。「吾輩こそ、これ等を降伏し—するの主人なれ」〈中村訳・西国立志編〉 2 使われる人。召し使い。
じゅ‐だく【受諾】
[名](スル)相手からの提案・申し入れなどを受け入れること。「降伏勧告を—する」
じょうか‐の‐ちかい【城下の盟】
《「春秋左伝」桓公一二年から》敵に首都まで攻め入られてする、屈辱的な降伏の約束。じょうかのめい。
陣門(じんもん)に降(くだ)・る
敵に敗れて降参する。降伏する。軍門に降る。「敵の—・る」
せめ‐ぬ・く【攻(め)抜く】
[動カ五(四)]徹底的に攻める。最後まで攻めつづける。また、城や敵の陣地を攻め落とす。「降伏するまで—・く」
せんそう‐はんざい【戦争犯罪】
国際条約の定める戦闘法規に違反する行為。例えば、降伏者の殺傷、禁止兵器の使用など。第二次大戦後は、侵略戦争や国際法に違反する戦争の計画・開始・遂行の責任に関する罪(平和に対する罪)、一般民衆に対...
たいげん‐の‐ほう【大元帥の法】
正月8日から14日までの7日間、宮中の治部省(後世は醍醐理性院)で、国家鎮護のために大元帥明王を本尊として行った修法。敵国降伏を祈願して臨時に行うこともあった。