いぬ‐ふせぎ【犬防ぎ】
殿舎や門の前などに設けた低い柵(さく)。また、仏堂の内陣と外陣との境にある透かしの粗い柵。
い‐ばく【帷幕】
1 垂れ幕と引き幕。帳幄(いあく)。 2 《1を巡らして陣営としたところから》機密の計画を相談する所。また、はかりごと。「—に参画する」
いま‐おり【今織り】
《今風の織物の意》江戸時代、京都西陣で織っていた金襴(きんらん)の一。「帯は—の短きを無理にうしろに結び」〈浮・一代男・三〉
いま‐だいり【今内裏】
皇居が焼失したときなどの仮の皇居。「—の東(ひむがし)をば北の陣といふ」〈枕・一二〉
いり‐こ・む【入(り)込む】
[動マ五(四)] 1 無理に押し分けてはいる。また、ひそかに紛れこむ。はいりこむ。「敵陣に—・む」 2 すっかり中にはいる。また、1か所に多くのものがはいって混雑する。「客が—・んでいる」 3 ...
いろ‐め・く【色めく】
[動カ五(四)] 1 その時節が来て色が美しくなる。華やかになる。「春になって公園の木々が—・く」 2 色っぽく見える。「ほんのりとほおを染めて—・いた風情」 3 緊張や興奮のために落ち着かない...
うい【初】
[名]最初。初め。「我はけさ—にぞ見つる花の色をあだなるものといふべかりけり」〈古今・物名〉 [接頭]名詞に付いて、初めての、最初の、の意を表す。「—産」「—陣」「—孫(まご)」
ウエストミンスター‐じいん【ウエストミンスター寺院】
ロンドンの中心部ウエストミンスターにある、英国王の戴冠式(たいかんしき)が行われる教会。また、国王・王妃・著名人の墓所もある。7世紀初めに創建、11世紀に再建され、現在の伽藍(がらん)は13世紀...
うけ‐づつ【受筒】
1 具足の背部につけた、軍陣で指物を差し込むための筒。指筒(さしづつ)。 2 生け花で、鉛や鉄製の円筒形の花留め。
うこん‐の‐じん【右近の陣】
月華門内、紫宸殿(ししんでん)の西向かいにあった陣座。儀式のとき、右近衛府の武官が詰めて警護に当たった。右近衛の陣。右仗(うじょう)。