むし‐ぼし【虫干し】
[名](スル)夏の土用や秋の晴天の日などに、書画・衣類・調度品などを陰干しして風を通し、虫の害やかびを防ぐこと。虫払い。土用干し。曝涼(ばくりょう)。《季 夏》「—や父の結城の我似合ふ/茅舎」
むしろ‐びさし【筵庇】
むしろで作った日よけの庇。「—に避(よ)けられし、日陰の千代が舅(しうと)の家は」〈浄・宵庚申〉
むす‐こ【息子/息】
《「生(む)す子」の意》 1 親にとって自分の子である男性。せがれ。「跡取り—」「どら—」⇔娘。 2 陰茎の俗称。 [補説]作品名別項。→息子
むつき【睦月】
陰暦正月の異称。むつびづき。《季 春》「神の磴(とう)—の蝶を遊ばしむ/風生」
むもう‐しょう【無毛症】
体毛、特に陰毛が欠如しているか発育不全である状態。
むらさき‐けまん【紫華鬘】
ケシ科の越年草。山野の日陰地に生え、高さ20〜50センチ。全体に柔らかく、葉は羽状に細かく裂けている。晩春、紅紫色の花を総状につける。花は筒状で先が唇形をし、距(きょ)をもつ。やぶけまん。まんだ...
めい‐げつ【名月】
陰暦8月15日の月(芋名月)。また、陰暦9月13日の月(栗(くり)名月・豆名月)。《季 秋》「—を取ってくれろとなく子かな/一茶」
めかり‐の‐しんじ【和布刈(り)の神事】
山口県下関市の住吉神社と、福岡県北九州市の和布刈神社で、陰暦の大晦日(おおみそか)から元旦にかけて行われる神事。夜中の干潮時に神官が海に入ってワカメを刈り取り、神前に供える。《季 冬》
め‐がみ【女神】
女性の神。⇔男神(おがみ)。「勝利の—がほほえむ」「自由の—」 [補説]日本神話では特に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を指し、「陰神」「妻神」とも書く。
めつもん‐にち【滅門日】
陰陽道(おんようどう)で、百事に凶であるという日。滅日。