か‐や【蚊帳/蚊屋】
夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。麻・木綿などで粗く織って作る。かちょう。《季 夏》「—つるや晦日(みそか)の宵の更けにけり/万太郎」
から‐はな【唐花】
1 中国から渡来した花文様。4弁のものが多く、5弁・6弁もある。花弁の先に入隅(いりすみ)のあるのが特徴。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
かり‐おき【仮置き】
[名](スル) 1 一時その場所に置くこと。しばらくの間、そこに置いておくこと。「残骸を現場の片隅に—する」「資材の—場」 2 (「確定」に対し)状況によっては変更もあり得る、間に合わせのもので...
カリームハーン‐じょうさい【カリームハーン城塞】
《Arg-e Karīm Khān》イラン南西部の都市シーラーズの中心部にある城塞。18世紀にザンド朝のカリーム=ハーンにより建造され、居城として使われた。高さ12メートル、厚さ3メートルの城壁...
かる‐こ【軽籠】
縄で編んだ目の粗い網の四隅に、棒を通す縄をつけた、土石運搬用の道具。もっこ。
カロム【carom/carrom】
ビリヤードに似た卓上ゲーム。四隅に穴のあいた盤に丸い駒をならべ、持ち玉を指先ではじいて駒に当て、穴に落とす。すべての駒を早く落とした者が勝ちとなる。キャロム。
かわ‐びらき【川開き】
1 川涼みの開始を祝って行われる行事。江戸時代、隅田川では、陰暦5月28日から3か月間が夕涼みの期間とされ、その初日をいった。両国で花火を打ち上げるので有名になった。《季 夏》 2 川の水路の開...
かん‐しょう【癇性/癇症/疳性】
[名・形動] 1 ちょっとした刺激にもすぐ怒る性質。激しやすい気質。また、そのさま。「—な(の)子供」 2 異常に潔癖な性質。また、そのさま。神経質。「—に隅から隅まで掃除する」
かんだ‐がわ【神田川】
東京都東部を東流する川。長さ約25キロ。もと上流を神田上水、中流を江戸川といった。両国橋付近で隅田川に注ぐ。
カーリュー‐リバー【Curlew River】
ブリトゥンのオペラ。1964年作曲。全1幕。1956年にブリトゥンが来日した際に見た能「隅田川」に着想を得た作品。