さ‐さわり【障り】
支障。さしさわり。さわり。「まだ—が有って…彼人も自由の身の上でもなかったので」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
さ‐さわ・る【障る】
[動ラ五(四)]さまたげとなる。さわりとなる。さわる。「指ニケガヲシテ手習イニ—・ル」〈和英語林集成〉
さや・る【障る】
[動ラ四] 1 何かにひっかかる。さわる。「我が待つや鴫(しぎ)は—・らず」〈記・中・歌謡〉 2 妨げられる。「すべもなく苦しくあれば出で走り去(い)ななと思へど此らに—・りぬ」〈万・八九九〉 ...
さわり【障り】
1 差し支え。じゃま。妨げ。支障。「修行の—になる」 2 病気になること。また、からだのぐあいなどに悪い影響を与えることやもの。「暑中なんのお—もなく」「目—」「耳—」 3 月経。月の障り。
さわり‐どころ【障り所】
妨げるもの。じゃまもの。障害。「ひたみちに行ひにおもむきなむに—あるまじきを」〈源・御法〉
さわ・る【触る】
[動ラ五(四)]《「障る」の意から派生》 1 手などをそのものに軽くつける。また、何かが身体にふれて、そのものの存在が感覚的にわかる。「汚い手で—・るな」「ひんやりとしたものが顔に—・った」 2...
さわ・る【障る】
[動ラ五(四)] 1 差し支える。じゃまになる。妨げとなる。「仕事に—・る」「出世に—・る」 2 からだに悪い影響を及ぼす。害になる。「夜更かしはからだに—・る」
しょう【障】
[音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) [訓]さわる [学習漢字]6年 1 じゃまをする。じゃま。さしさわり。「障害/故障・罪障・支障・万障・魔障」 2 隔てさえぎるもの。「障子・障壁」 3 防ぐ。...
しょう‐えい【障翳】
覆いかざすこと。かざして光や風雨を防ぐこと。また、覆いかざすもの。
しょう‐がい【障害/障碍/障礙】
[名](スル) 1 さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。「旧弊が改革の—になる」「—を乗り越える」「電波—」「立憲公議の美政を組織せんと欲せば、之を—し...