しゅっしょう‐がいしょう【出生外傷】
《birth trauma》精神分析の用語。出生時に母胎を離れることによって受けると考えられる新生児の深刻な体験。神経症的不安の原型とされる。
しゅつ‐ぞく【出俗】
俗世間から離れること。俗事から超越すること。脱俗。
し‐り【支離】
分かれ離れること。ばらばらになること。「字句の—を顧ず専ら了解し易きを主とし」〈新聞雑誌四五〉
しり‐ぞ・く【退く】
[動カ五(四)] 1 後方へ下がる。後ろへのく。あとじさる。「大またで三歩—・く」⇔進む。 2 ㋐貴人・目上の人の前を離れて出て行く。退出する。また、その場所から去る。「御前を—・く」「控えの...
しんしゃ‐ずほう【心射図法】
地図投影法の一。地球に接する平面に、地球の中心から投影する図法。接点を離れるにつれ図は著しく拡大され、半球以上を表すことはできないが、図上の二点を結ぶ直線が、地球上のその二点間の最短経路を表す。...
しんじゅつ‐きん【賑恤金】
1 賑恤のために支出する金銭。 2 もと、下士官以下の軍人で、戦闘や公務で負傷したり病気にかかったりして現役を離れる者に、政府が給与した軍人恩給。
じゅうりょく‐さんらん【重力散乱】
重力の小さい天体が、近傍を大きい天体が通過することで慣性軌道から離れること。太陽系では、外惑星軌道近くの小惑星などが外惑星の通過に伴い、軌道を乱されて太陽に引き込まれたり、逆に太陽系外縁にあると...
じょう‐さん【定散】
仏語。定心と散心。瞑想(めいそう)の境地における精神統一と、執着から離れることのない日常的な心。
じょう‐たい【常体】
1 普通の状態にあるからだ。「寝ていれば、殆ど—に近い。ただ枕を離れると、ふらふらする」〈漱石・三四郎〉 2 文末に「だ」「である」を用いた口語の文体。⇔敬体。
す‐だち【巣立ち】
1 ひなが巣立つこと。巣離れ。《季 春》 2 子が成人して親元を離れること。また、学校を卒業して社会に出ていくこと。