なん‐ぶつ【難物】
取り扱いにくい事物。また、扱いにくい人物。「今度の交渉はなかなかの—だ」
なん‐ぶん【難文】
わかりにくい文章。
なん‐みん【難民】
1 天災・戦禍などによって、やむをえず住んでいる地を離れた人々。 2 人種・宗教・政治的意見の相違などによる迫害を避け、国外に逃れた人々。 [補説]日本で「帰宅難民」「買い物難民」などのように、...
なんみん‐キャンプ【難民キャンプ】
難民や国内避難民を一時的に保護するための施設。一般には受け入れ国政府・UNHCR・IGO・NGOなどが設置・運営するが、自然発生的に形成される場合もある。
なんみん‐さこく【難民鎖国】
日本の難民受け入れ数が諸外国に比べて非常に少ないことを批判的にいう語。 [補説]平成27年(2015)は7586人の在留者が難民認定申請を行い27人が認定された。このほか、人道的な配慮が必要なも...
なんみんしんささんよいん‐せいど【難民審査参与員制度】
難民の認定を受けられなかった外国人による異議の申し立てに対して、法務大臣が決定を行う際に、法律や国際情勢に関する学識経験を有する難民審査参与員の意見を聴かなければならないとする制度。平成17年(...
なんみん‐じょうやく【難民条約】
《正式名称は「難民の地位に関する条約」》本国の庇護(ひご)がおよばない難民の保護を目的とする国際条約。迫害のおそれのある国への追放・送還の禁止、任意帰国・再移住・定住に対する便宜を与えることなど...
なんみん‐せん【難民船】
母国を脱出する難民を乗せた船。特に、密航を斡旋(あっせん)する業者が不法に航行させる船舶をいう。
なんみん‐せんしゅだん【難民選手団】
オリンピック・パラリンピックで、政治の混乱などのために母国から参加できない選手で構成される選手団のこと。IOC・IPCとUNHCRの提携のもと、2016年リオデジャネイロ大会から新設された。
なんみん‐にんてい【難民認定】
人種・宗教・政治的意見等により母国において迫害を受ける恐れがある人を、他国で難民と認定し、在留許可などを与える制度。国連の難民条約の規定と照らし合わせて認定する場合や、難民キャンプからの受け入れ...