あめ‐かぜ【雨風】
1 雨と風。「—にさらす」 2 雨まじりの風。吹き降り。風雨(ふうう)。 3 《江戸末期の上方落語から》酒も甘い物も両方好むこと。両刀遣い。
あめかぜ‐しょくどう【雨風食堂】
(大阪地方で)菓子・飯・酒・めん類など、さまざまな飲食物を扱っている食堂。
あま‐かんむり【雨冠】
⇒あめかんむり
あめ‐かんむり【雨冠】
漢字の冠の一。「雲」「電」などの「雨」の称。あまかんむり。
あめ‐がち【雨勝ち】
[形動][文][ナリ]一定期間内に雨の降る日が多いさま。「—な天気が続く」
雨(あめ)が降(ふ)ろうが槍(やり)が降(ふ)ろうが
どんな困難があってもやりとげるという強い決意のたとえ。石にかじりついても。
あめ‐きんごく【雨禁獄】
白河法皇が、法勝寺行幸を雨のために三度も妨げられ、また行幸当日も雨が降ったので、怒って雨を器に入れ獄に下したという故事。「古事談」にみえる。
あめ‐しずく【雨雫】
雨のしずく。また、涙を流して泣くさまのたとえ。あましずく。「かきくらし晴れぬ思ひの暇なさに—ともなかれけるかな」〈拾玉集・一〉
雨(あめ)車軸(しゃじく)の如(ごと)し
雨脚を車軸に見立てて、大粒の雨が激しく降るさまをいう。→車軸を流す
あめじょうきそくりょく【雨・蒸気・速力】
《原題、Rain, Steam, and Speed》ターナーの絵画。カンバスに油彩。縦91センチ、横121センチ。ロンドンのテムズ川に架かる鉄橋を走る機関車を描いた晩年の代表作。ロンドン、ナシ...