さ‐みだれ【五月雨】
《「さ」は五月(さつき)などの「さ」、「みだれ」は水垂(みだれ)か》 1 陰暦5月ごろに降りつづく長雨。梅雨。つゆ。さつきあめ。《季 夏》「—を集めて早し最上川/芭蕉」 2 断続的にいつまでもだ...
さよ‐しぐれ【小夜時雨】
夜降る時雨。《季 冬》
さん‐う【山雨】
山から降りはじめる雨。また、山に降る雨。山中で出あう雨。
さんかはくう【山下白雨】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。広がった富士の裾野には黒雲と稲妻、空には入道雲が描かれている。黒富士。→三大役物
さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】
宮城県仙台地方の民謡。江戸中期から祝儀歌として流行。本来は手拍子だけの歌で、三味線の伴奏がつくのは明治以降。
さんせい‐う【酸性雨】
大気中の二酸化硫黄や窒素酸化物が溶け込んでいて酸性度の強い雨。動植物その他に被害を与える。
ざん‐う【残雨】
雨があがったあと、まだぱらぱらと降る雨。降り残りの雨。なごりの雨。
し‐う【糸雨】
糸のように細い雨。細雨(さいう)。
しぐれ【時雨】
1 秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨。《季 冬》「天地(あめつち)の間にほろと—かな/虚子」 2 「時雨煮」の略。 3 涙ぐむこと。涙を落とすこと。また、その涙。「十月...
しちがつ‐ごうう【七月豪雨】
1 平成30年(2018)6月末から7月初旬にかけて、西日本を中心に全国的に降り続いた大雨。前線と台風7号の影響により河川の氾濫、浸水害、土砂災害などが発生し、多数の死者・行方不明者を出した。西...