い‐れい【遺霊】
死者の霊魂。
えい‐れい【英霊】
1 死者、特に、戦死者の霊を敬っていう語。 2 《英華秀霊の気の集まっている人の意》才能のある人。英才。「—の俊児」〈漱石・野分〉
おん‐りょう【怨霊】
受けた仕打ちにうらみを抱いて、たたりをする死霊または生き霊。
かこ‐しょうりょう【過去精霊】
この世を去った死者の霊。過去幽霊。「いつしか経よみ念仏して、—一仏浄土へ、と回向しけるこそあはれなれ」〈平家・一〇〉
がんめい‐ふれい【頑冥不霊】
[名・形動]頑固で無知なこと。また、そのさま。「その—な顔に圧制者の相を出し」〈蘆花・思出の記〉
こう‐れい【交霊】
生きている者と死者の霊魂とが交信し合うこと。「—現象」
こう‐れい【皇霊】
歴代の天皇の霊。
こく‐れい【穀霊】
穀物に宿るとされる精霊。日本でいう稲魂(いなだま)はその一例。コーンスピリット。
こだま
東海道・山陽新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。昭和39年(1964)の東海道新幹線の開業とともに運行を開始。「ひかり」などの乗り継ぎに用いられる緩行列車で、山陽新幹線開業後も途中区間を...
こ‐だま【木霊/谺/木魂】
[名](スル)《近世初めまでは「こたま」》 1 樹木に宿る精霊。木の精。「—が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花・高野聖〉 2 《1がこたえるものと考えたところから》声や音が山や谷な...