ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
あいしゅうのまちにきりがふるのだ【哀愁の町に霧が降るのだ】
椎名誠による自伝的長編小説。昭和56年(1981)から昭和57年(1982)にかけて全3巻を刊行。のちにイラストレーターとなる沢野ひとし、弁護士となる木村晋介らと過ごした自身の青春時代を描く。
あい‐せき【愛惜】
[名](スル) 1 愛して大切にすること。あいじゃく。「—する本」 2 名残惜しく思うこと。「過ぎ去った青春を—する」
あおいさんみゃく【青い山脈】
石坂洋次郎の小説。昭和22年(1947)発表。第二次大戦後まもない地方の町を舞台に、高校生らの男女交際などを通して解放された青春の姿を明るくユーモラスに描く。 歌謡曲。昭和24年(1949)...
あおばしげれる【青葉繁れる】
井上ひさしの長編小説。仙台を舞台に高校生達の青春を描く。自身の体験を描いた半自叙伝。昭和48年(1973)刊。昭和49年(1974)にテレビドラマ化・映画化された。
あかげのアン【赤毛のアン】
《原題Anne of Green Gables》モンゴメリーの長編小説。1908年刊。カナダのプリンスエドワード島を舞台に、孤児院から引き取られた少女アンの成長を描く。「アンの青春」(1909年...
あったら【可惜/惜】
[副]「あたら」の音変化。「—短い青春を棒に振る」
あふ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二] 1 水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに—・れるほど注ぐ」「川が—・れる」「涙が—・れる」 2 人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらな...
あめのおみかんひめ【雨の温州蜜柑姫】
橋本治の小説。昭和53年(1978)に第1作を刊行した青春小説「桃尻娘」シリーズの最終作。平成2年(1990)刊。
あらしをよぶおとこ【嵐を呼ぶ男】
井上梅次監督・原作・脚本による映画の題名。昭和32年(1957)公開。出演、石原裕次郎、北原三枝ほか。荒くれ者の青年が一流のドラマーを目指し奮闘する様を描く青春映画。石原によるドラム演奏シーン...