パウル【Hermann Paul】
[1846〜1921]ドイツの言語学者。青年文法学派の中心的指導者の一人で、歴史言語学の原理と方法に関して大きな業績をあげた。著「言語史原理」など。
パクチョイ【白菜】
《(中国語)》アブラナ科の中国野菜。葉は円形で、葉柄は幅広く白い。日本には昭和50年代に導入。葉柄が緑色のものは青梗菜(チンゲンサイ)ともいう。
パナレア‐とう【パナレア島】
《Panarea》イタリア南部、シチリア島の北、ティレニア海に浮かぶエオリア諸島の島。同諸島中最も小さく、八つの小島が点在する。別荘が多く、高級リゾート地として知られる。ミラッツェーゼ岬には青銅...
パラソルさせるおんな【パラソルさせる女】
東郷青児による油絵。大正5年(1916)、19歳で第3回二科展に初出品し二科賞を受賞、画壇の注目を集めた出世作。パラソルをさす女の上半身を描いたもの。鹿児島県、陽山美術館蔵。
パリッシュ‐ブルー【Parrish blue】
米国の挿絵画家パリッシュが好んで使った青色。独特な明暗の表現として高く評価された。
パルムのそういん【パルムの僧院】
《原題、(フランス)La Chartreuse de Parme》スタンダールの長編小説。1839年刊。イタリアのパルム公国を舞台に、幸福を追求する青年貴族ファブリスの波乱に富む半生を描く。
パンドゥワスヌワラ【Panduwasnuwara】
スリランカ中部の都市遺跡。12世紀、シンハラ王朝のパラクラマブフ1世がポロンナルワに都を置く以前に建設した王宮の遺構がある。考古学博物館では、青銅像をはじめ出土品を展示している。
パン‐の‐かい【パンの会】
《Pānはギリシャ神話の神の名》明治末期の青年文芸・美術家の懇談会。反自然主義を掲げ、耽美(たんび)的傾向の新しい芸術運動を起こした。北原白秋・木下杢太郎(きのしたもくたろう)・吉井勇・石井柏亭...
ひいらぎ【柊/疼木】
1 モクセイ科の常緑小高木。山地に自生。葉は卵形で厚く、縁にとげ状のぎざぎざをもち、対生する。雌雄異株。10、11月ごろ、香りのある白色の小花を密生し、楕円形で黒紫色の実を結ぶ。生け垣や庭木とさ...
ひいらぎ‐そう【柊草】
シソ科の多年草。山林の日陰地に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、毛がある。葉は広卵形で縁にとがった切れ込みがあり、5月ごろ、青紫色の唇形の花を輪生する。