ひけいこう‐えいよう【非経口栄養】
食事以外の方法による栄養補給のしかた。経管栄養・点滴・中心静脈栄養・直腸注入など。
ひょう‐ざい【表在】
医学で、体や組織の表面や表面に近いところにある、または生じること。浅在。「—感覚」「—静脈」→深在
ひょうざい‐じょうみゃく【表在静脈】
皮膚のすぐ下や脳の表面に近いところにある静脈。→深部静脈
びしょう‐けっかん【微小血管】
生体内の微小循環を担う細く小さな血管。細動脈・細静脈・毛細血管など。
びしょう‐じゅんかん【微小循環】
毛細血管とその前後にある細動脈・細静脈などによって構成される血管系。血液と組織細胞との間の物質交換や体液循環の調節を担う。
ピー‐シー‐ピー‐エス【PCPS】
《percutaneous cardiopulmonary support》人工心肺を用いて、体外で血液のガス交換を行う方法の一。太ももの静脈・動脈に管を穿刺(せんし)し、ポンプで血液を循環させ...
フォンタン‐しゅじゅつ【フォンタン手術】
上大静脈と下大静脈の両方を肺動脈とつなぐ手術。三尖弁閉鎖症・左心低形成症候群・単心室症など先天的に心室が一つしかない疾患の治療として行われる。手術によって、心臓から出た血液が全身をめぐり、肺で酸...
へいさ‐けっかんけい【閉鎖血管系】
心臓から出た血液が、動脈から毛細血管を経て静脈を通り、心臓に戻る循環経路。血漿(けっしょう)の大部分と赤血球は血管外に出ることはない。脊椎動物・環形動物にみられる。閉鎖循環系。⇔開放血管系。
ベルテポルフィン【verteporfin】
加齢黄斑変性症の治療薬として用いられる光感受性物質。商品名ビスダイン。静脈から投与し、薬剤が脈絡膜の新生血管に到達した時にレーザーを照射し、新生血管を退縮させる。
ペントタール【Pentothal】
チオペンタールナトリウムの別名。速効性の静脈麻酔薬として用いられる。作用は強力だが、持続時間は極めて短い。自白剤として利用されるといわれる。