せい‐とくせい【静特性】
電気機器や電子回路における、時間的に変化しない定常状態での特性。直流電圧をかけたときの電流と電圧の関係にみられる入出力の特性などをさす。→動特性
せい‐ねい【静寧/靖寧】
世の中が治まって平和であること。「旧時の—に復し」〈竜渓・経国美談〉
せい‐ひつ【静謐】
[名・形動] 1 静かで落ち着いていること。また、そのさま。「深夜、書斎に過ごす—なひととき」 2 世の中が穏やかに治まっていること。また、そのさま。「—な世情」
せい‐ぶつ【静物】
静止して動かないもの。多く、絵画の題材としての花・果物・器物などをいう。「—の写生」 [補説]書名別項。→静物
せいぶつ【静物】
庄野潤三の短編小説集。昭和35年(1960)刊。表題作のほか、「蟹」「五人の男」などの作品を収める。第7回新潮社文学賞受賞。
せいぶつ‐が【静物画】
草花や器物など、静物を描いた絵画。人物画・風景画に対していう。
せい‐へい【静平】
[名・形動]静かでおだやかなこと。また、そのさま。「魂の騒がない、—な交際」〈倉田・愛と認識との出発〉
せい‐もく【静黙】
[名・形動]静かにして黙っていること。また、そのさま。「その人となり—にして談話を好まず」〈中村訳・西国立志編〉
せい‐や【静夜】
静かな夜。 [補説]書名別項。→静夜
せいや【静夜】
尾上柴舟の歌集。明治40年(1907)刊。