くら‐がえ【鞍替え】
[名](スル) 1 遊女や芸者が他の店に勤めの場所をかえること。「いっそ他の楼(うち)へ—でもしようかと」〈荷風・夢の女〉 2 仕事・商売・所属などを、それまでのものから別のものにかえること。「...
くら‐ぐそく【鞍具足】
⇒鞍皆具(くらかいぐ)
くら‐しき【鞍敷/鞍褥】
馬具の名。鞍壺(くらつぼ)の上に敷く敷物。馬氈(ばせん)。上敷(うわしき)。
くら‐しし【鞍鹿】
ニホンカモシカの別名。
くら‐した【鞍下】
1 牛馬の背の、鞍の下になる部分。鞍置き所。 2 1の部分の肉。特に、牛ではヒレといい、食肉として最上とされる。 3 ⇒下鞍(したぐら)
くら‐じり【鞍尻】
鞍の後ろ。鞍の後部。
くら‐ずれ【鞍擦れ】
[名](スル)牛馬の背や人の股が、鞍にすれて傷ができること。また、その傷。
くら‐つぎ【鞍接ぎ】
接ぎ木法の一。接ぎ穂か台木の一方を鞍形(くらがた)にそぎ、他方を楔形(くさびがた)に切って、その切断面を互いに密着結合させる。
くら‐つくり【鞍作り】
鞍を作ること。また、鞍を作る人。
くらつくり‐べ【鞍作部】
古代、鞍などの馬具を作ることを職業とした部。渡来人が多かった。