かん‐ばし・る【甲走る／癇走る】
［動ラ五（四）］声が、きんきんと高く響く。「—・った声」
があん
［副］ １ 物を強く打った音などが、大きく響くさま。また、その音を表す語。「一斗缶を—と蹴る」「頭を—と殴られた」 ２ 精神的に打撃・衝撃を受けるさま。「抽選の落選結果に—と落ち込む」 [補説]...
がた‐がた
［副］(スル) １ 堅い物が触れ合うときに発する、重くて騒々しい感じで響く音を表す語。また、重く大きい物が揺れるさま。「風でガラス戸が—（と）鳴る」「—揺れる旧式のバス」 ２ 恐ろしさや寒さな...
がら‐がら
［副］(スル) １ 物が崩れたりぶつかったりするときの、大きく響く音を表す語。「—（と）壁が崩れる」 ２ 引き戸の開閉や、堅い車輪の回転の音を表す語。「格子戸を—（と）開ける」「荷車が—（と）...
がら‐め・く
［動カ四］《「からめく」とも》がらがらと鳴り響く。「死人の骸骨(しゃれかうべ)どもが…おびただしう—・き合ひければ」〈平家・五〉
がん‐がん
［副］(スル) １ 音や声が大きく響くさま。やかましく聞こえるさま。「ドラム缶を—（と）たたく」「そんなに—言わないでくれ」 ２ 頭の中で大きな音が響くように、ひどく痛むさま。「二日酔いで頭が—...
きき‐よ・い【聞（き）良い】
［形］［文］ききよ・し［ク］耳に快く響くさま。聞いて気持ちがよい。「—・い音量」「このような陰口は—・いものではない」
きゅう‐おん【球音】
ボールの音。球技をする音。特に野球で、バットでボールを打つ音やグラブでボールを捕る音をいう。「—響く甲子園」
きゅう‐そう【璆鏘】
［ト・タル］［文］［形動タリ］玉や金属が触れ合って美しく鳴り響くさま。また、詩や歌などの旋律の美しいさま。「琳琅(りんろう)—として鳴るじゃないか」〈漱石・吾輩は猫である〉
きょう‐わ【協和】
［名］(スル) １ 心を合わせ仲よくすること。「上下—して相仮借し」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 ２ 同時に鳴らした二つ以上の音が、よく調和して響くこと。
