おく‐がき【奥書】
1 著作や写本などの巻末の、著者名・書写年月日・来歴などについての書き入れ。識語(しきご)。 2 官公署で、書類に記載された事項が真正であることを証明するために末尾に書く文。 3 芸能で、奥義伝...
おくじょう‐ていえん【屋上庭園】
ビルの屋上に花壇・植え込み・噴水などを設けた所。空中庭園。ルーフガーデン。 [補説]書名別項。→屋上庭園
おくすり‐てちょう【御薬手帳】
《多く「おくすり手帳」と書く》医療機関や薬局で処方された薬の名前・用法・注意事項などを記録するための手帳。調剤薬局などで無料配布している。複数の医療機関や診療科で処方された薬の情報を一元的に管理...
おくり‐び【送り火】
1 盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび)。《季 秋》「—のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火。 2 「門火(かどび)1」に同じ。 [補説]書名別項。→送り火
おし‐がみ【押(し)紙】
1 注意事項や疑問事項などを記して、文書にはりつけた紙片。おうし。 2 吸い取り紙のこと。 3 貼り紙。おうし。「毎日—貼り札して、狂歌狂句の悪口に」〈浄・栬狩剣本地〉 4 新聞社が新聞販売店に...
お‐そなえ【御供え】
1 神仏に供える物。金・食品・花など。おそなえもの。お供物(くもつ)。 2 「御供え餅」の略。 [補説]書名別項。→お供え
おちゃのみず【御茶の水】
東京都文京区湯島と千代田区神田駿河台の間を流れる神田川の掘り割り付近の称。ニコライ堂・湯島聖堂がある。江戸初期、この地にあった高林寺境内の湧き水を将軍のお茶用としたところからの名。 [補説]狂言...
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で思いを語り、迎えにきた住持と争う。 [補説]地名別項。→御茶の水
オックスフォード【Oxford】
英国イングランド南部、テムズ川に面する大学都市。オックスフォード大学のほか博物館・美術館などが集まる。オックスフォードシャー州の州都。 [補説]「牛津」とも書く。曲名別項。→オックスフォード
おと‐うと【弟】
《「おとひと(弟人)」の音変化》 1 きょうだいのうち、年下の男。⇔兄。 2 《「義弟」とも書く》夫や妻の弟。また、妹の夫。義弟(ぎてい)。 3 古く、性別に関係なく、年下のきょうだいを呼んだ語...