いさら
[接頭]水に関係あることを表す名詞に付いて、小さい、細い、少ない、という意を表す。「—波」「—水」
い・し【美し】
[形シク] 1 よい。すばらしい。見事である。「鞠は—・しいものかな」〈弁内侍日記〉 2 巧みである。じょうずだ。「歌の音(こゑ)のよさよ、—・しう—・しうとほめられたり」〈盛衰記・一七〉 3 ...
いし‐あたま【石頭】
1 石のように硬い頭。 2 融通がきかず、考え方がかたくなであること。また、その人。「話のわからない—だ」
いしき‐の‐ながれ【意識の流れ】
《stream of consciousness》米国の心理学者W=ジェームズの用語で、とどまることなく絶えず流動していく人間の意識の動きのこと。文学上では、人間心理を解明する新しい鍵として、2...
いし‐つつ【石槌】
古代の剣の一。柄頭(つかがしら)を石でつくったものという。「久米の子が頭椎(くぶつつ)い—いもち撃ちてし止まむ」〈記・中・歌謡〉 [補説]用例の「頭椎い」「石槌い」の「い」は上代の副助詞。
いしなげ‐の‐みえ【石投げの見得】
歌舞伎・人形浄瑠璃の見得の一。石を投げるように左足をあげ、右手を頭上にさしあげて手のひらをぱっと開いてきまるもの。「勧進帳」の弁慶などにみられる。
いし‐まくら【石枕】
1 古墳時代に、遺体の頭部をのせた石製の枕。くぼみがある。石棺の底面につくりつけたものと、棺とは別のものとがあり、前者は西日本、後者は東日本に多い。 2 陶製の枕。夏、昼寝などに用いる。陶枕(と...
いしゃ‐ぼん【医者坊】
《「いしゃぼうず(医者坊主)」の音変化》 1 坊主頭の医者。「女中の酒の座には、頭巾かぶりし—あり」〈鶉衣・隅田川涼賦〉 2 思うことのかなわないこと。「叶(かな)はぬ事を—といふは、汝が事よと...
いじょう‐ぶんべん【異常分娩】
母体や胎児の状態に何らかの問題があり正常分娩とならないこと。母子の生命と安全を確保するため、分娩経過において薬剤・器具などによる医学的介入を要するもの。流産・早産・微弱陣痛・過強陣痛・児頭骨盤不...
いじりどめ‐ねじ【弄り止め螺子】
頭の刻みが星形などで、プラスやマイナスのドライバーなど一般的な工具では回せないねじ。