み‐らい【味蕾】
脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。
みらい‐は【未来派】
《futurism》20世紀初頭、イタリアに興った芸術運動。詩人マリネッティが首唱。伝統的な文化・芸術を排撃し、スピード・騒音など、機械文明のダイナミックな運動感覚の表現を重んじた。未来主義。
ミラノ‐だいせいどう【ミラノ大聖堂】
《Duomo di Milano》イタリア北部、ロンバルディア州の都市ミラノにある大聖堂。初代ミラノ公ジャン=ガレアッツォ=ビスコンティの命により14世紀末に建設が始まり、19世紀初頭にファサー...
ミリ【Miri】
マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州の都市。南シナ海に注ぐミリ川沿いに位置し、ブルネイとの国境に近い。20世紀初頭に油田が発見され、1960年代に海底油田の採掘が始まり発展した。グヌンムル国...
みるめ‐かぐはな【見る目嗅ぐ鼻】
1 地獄の閻魔(えんま)の庁の人頭幢(にんずどう)。幢(はたほこ)の上に男女の首をのせたもので、亡者の善悪を判断するという。 2 世間のうるさい耳目。「人目を忍べど—、少しも油断はならぬ」〈松翁...
ミルモント‐じょうさい【ミルモント城塞】
《Millmount Fort》アイルランド東部、ラオース州の都市ドロヘダにある城塞。19世紀初頭、英国海軍がナポレオンの侵攻に備えて築いた要塞「マーテルロータワー」の一。元は12世紀にノルマン...
みん‐き【眠期】
蚕が眠に入り、頭部をもたげて静止した状態にある時期。最も長いのは四眠の時で、およそ24時間。→眠(みん)
みんしゅう‐げいじゅつ【民衆芸術】
民衆が作り出す、また、民衆のための芸術。日本では大正中期、大杉栄らによって論じられ、詩壇では白鳥省吾らの民衆詩派が台頭、プロレタリア文学の先駆となった。
ミンダナオ‐とう【ミンダナオ島】
《Mindanao Island》フィリピン南部の島。ルソン島に次ぎ、同国で2番目に大きい。主な都市はダバオ、サンボアンガ。米、ココナツ、トウモロコシ、アバカ(マニラ麻)などを産する。西半部には...
みん‐てき【明笛】
明楽に用いる竹製の横笛。吹き口から先の頭部が長く、指孔は6個ある。清楽に使う清笛(しんてき)をも含めていうこともある。