あらわ【露/顕】
[形動][文][ナリ] 1 むき出しであるさま。はっきりと見えるさま。「肌も—な服」 2 物事が公になるさま。表面化するさま。「矛盾が—になる」「内情が—になる」 3 気持ちなどを、隠さずに公然...
いん‐けん【隠見/隠顕】
[名](スル)隠れたり見えたりすること。見え隠れ。「木々の間に—する海」
おん‐けん【隠顕】
仏語。 1 隠れたものと、あらわれたもの。 2 浄土真宗で、浄土三部経について、観経と阿弥陀経は外にあらわされたものとしては方便の教えであるが、内にかくされている面では無量寿経の弘願の真実と一致...
かい‐けん【開顕】
「開権顕実(かいごんけんじつ)」の略。
き‐けん【貴顕】
[名・形動]身分が高く、名声のあること。また、そういう人や、そのさま。「—紳士」「元来—なる人の上に出るもの」〈中村訳・西国立志編〉
けん【顕】
1 あきらかであること。また、あらわれること。「—にして晦、肯定にして否定」〈芥川・侏儒の言葉〉 2 「顕教(けんぎょう)」の略。
けん【顕〔顯〕】
[常用漢字] [音]ケン(呉)(漢) [訓]あきらか あらわ あらわれる あらわす 1 はっきり目立つ。あきらか。「顕現・顕在・顕示・顕著/隠顕」 2 隠れたものを明らかにする。あらわす。「顕彰...
しょう‐げん【彰顕】
明らかにあらわれること。また、明らかにあらわすこと。
じ‐げん【示顕】
[名](スル)示しあらわすこと。「電光のように一時にくまなくその究極を—する」〈寅彦・科学者と芸術家〉
でん‐けん【電顕】
「電子顕微鏡」の略。