ほし‐の‐すな【星の砂】
星形をした粒子からなる砂の通称。正確には、岩石が風化してできた砂ではなく、原生生物である有孔虫の殻。熱帯・亜熱帯の海域で見られ、日本では南西諸島に分布する。
ぼ‐がん【母岩】
鉱床あるいは貫入岩体の周りの岩石。特定の鉱物を含む岩石。また、風化した土砂に対して、その元の岩石。
ぼろいし‐やま【双石山】
宮崎県南東部、宮崎市南部にある山。鵜戸(うど)山地最北端に位置する。標高509メートル。南東部には加江田(かえだ)渓谷が流れ、国指定天然記念物の照葉樹自然林が残されている。県自然休養林にも指定さ...
まさ‐か【真砂化】
《「マサ化」とも書く》花崗岩からなる基盤岩が風化して土壌化すること。また、その状態。→真砂土(まさつち)
まさ‐つち【真砂土】
花崗岩が風化してできた砂。粒子の大きさはさまざま。庭土、園芸用のほか、粘土分の多いものは床の間の化粧壁に使う。まさど。真砂(まさご)。
メセタ【(スペイン)meseta】
《台地の意》スペイン中央部を占める乾燥した広大な台地。大部分は古生層からなり、地表面の風化が激しく植生は貧弱。
モニュメント‐バレー【Monument Valley】
米国アリゾナ州北東部とユタ州南東部にまたがる景勝地。荒涼とした大地に、メサやビュートといわれる風化・浸食によって形成された台地や岩山が点在する。モニュメント(記念碑、遺跡)が並んでいるように見え...
モンモリロナイト【montmorillonite】
アルミニウムの含水珪酸塩(けいさんえん)を主成分とする粘土鉱物。凝灰岩などの風化で生じ、白ないし灰色の粉末の塊。水を吸収して膨潤し、またイオン交換性が高い。酸性を示すものは酸性白土とよばれる。ベ...
ラテライト【laterite】
サバンナ地域に広くみられる、鉄・アルミニウムの水酸化物に富む紅色の土壌。高温多雨のため岩石が著しく風化して生じ、植物養分に乏しく耕作に適さない。ニッケルの原料となるものもある。紅土。ラトゾル。
リシャット‐こうぞう【リシャット構造】
アフリカ北西部、モーリタニアの中央部にある巨大な環状の地質構造。直径約50キロメートル。同心円状に高さ約100メートルほどの環状の山が重なる。カンブリア紀に形成された岩盤が隆起し、風化や浸食を受...