りく‐かぜ【陸風】
海岸地方で、晴れた日の夜、陸から海へ向かって吹く風。穏やかな風で、陸軟風ともいう。りくふう。⇔海風(うみかぜ)。
りく‐なんぷう【陸軟風】
「陸風(りくかぜ)」に同じ。⇔海軟風。
りく‐ふう【陸風】
りくかぜ。⇔海風。
りゅう‐ふう【流風】
1 後世に伝わり残る先人の教化。先人の残した美風。 2 風潮の広まること。流行の風潮。「凡俗の—に雷同して」〈福沢・福翁百話〉 3 その流派の風(ふう)。また、その流儀の趣。
りょう‐ふう【涼風】
涼しい風。すずかぜ。《季 夏》「—の面(おもて)を衝(う)って渇癒ゆる/草田男」
りょう‐ふう【良風】
よい風俗や習慣。「—美俗」
りょく‐ふう【緑風】
青葉を吹く、初夏の風。薫風(くんぷう)。
れい‐ふう【冷風】
冷たい風。ひんやりとした風。
れっ‐ぷう【烈風】
きわめて激しい風。
ろう‐ふう【陋風】
いやしい風習。下品な風俗。