ゆ‐の‐こ【湯の子/湯の粉】
1 茶の湯で、懐石の終わりに出す練り湯に入れる焦げ飯や煎(い)り米。 2 釜底に焦げついた飯を粥(かゆ)にしたもの。「もはや—の便も切れ、露命すでに終らん事」〈浮・貧人太平記〉
熊野(ゆや)松風(まつかぜ)は米(こめ)の飯(めし)
謡曲の「熊野」と「松風」は米の飯のようにだれにも好まれる名曲であるということ。
よっぱだにへのこうか【ヨッパ谷への降下】
筒井康隆の短編小説。昭和63年(1988)「新潮」誌に発表。同年刊行の小説集「薬菜飯店」に収録。平成元年(1989)、第16回川端康成文学賞を受賞。
よつ‐わん【四つ椀】
懐石用の飯椀・汁椀・煮物椀・小吸物椀、または飯椀・汁椀の身とふたの総称。
よる‐ごはん【夜御飯】
夜の食事。晩ご飯。夕ご飯。 [補説]比較的、近年になってできた語とされる。
よるのわらい【夜の笑い】
飯沢匡の戯曲。昭和53年(1978)、著者自身の演出、青年劇場の主催により初演。2部構成で、第1部は小松左京の「春の軍隊」、第2部は島尾敏雄の「接触」をモチーフとする。著者は本作の脚色・演出によ...
よるをむそうするしょうたいようのひとりごと【夜を夢想する小太陽の独言】
飯島耕一の詩集。昭和57年(1982)刊行。第1回現代詩人賞受賞。
ライス【rice】
米。米飯。御飯。
らせん
鈴木光司のホラー小説。「リング」の続編に当たる。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)第17回吉川英治文学新人賞受賞。平成10年(1998)飯田譲治監督により映画化。テレビドラマや漫画化...
らんびに‐おん【藍毘尼園】
《「らんびに」は、梵Lumbiniの音写》釈迦誕生の地。父浄飯王の迦毘羅(かびら)城と母摩耶夫人の郷里天臂(てんぴ)城との間にあった林苑。現在のネパール南西部、インドとの国境近くのタライ地方にあ...