けん【験〔驗〕】
[音]ケン(慣) ゲン(呉)(漢) [訓]ためす しるし [学習漢字]4年 〈ケン〉 1 証拠によって確かめる。ためす。「験算/経験・試験・実験・体験・被験者」 2 試験。「受験」 3 しるし...
けん‐ざん【検算/験算】
[名](スル)計算の結果が正しいかどうかを確かめる計算。試し算。「答を—する」
けん・する【験する】
[動サ変][文]けん・す[サ変]調べる。ためす。試験する。「病骨は真に雨を—・するの方となる」〈荷風・雨瀟瀟〉
けんちょう‐じょ【検潮所/験潮所】
潮汐などによる海面の昇降を観測・記録する施設。多く、海岸付近に井戸を掘って海水を引き入れ、その水位を検潮儀で記録する方式をとる。験潮場。
けんちょう‐じょう【験潮場】
⇒検潮所
げん【研/拳/嫌/験】
〈研〉⇒けん 〈拳〉⇒けん 〈嫌〉⇒けん 〈験〉⇒けん
けん【験】
⇒げん(験)
げん【験】
1 仏道修行を積んだしるし。特に修験者の行う加持祈祷(かじきとう)のききめ。 2 ある事を行ったことによるききめ。効果。「こんな姑息手段で断えず額を冷やして見たが、一向はかばかしい—もないので」...
げん‐かつぎ【験担ぎ】
ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にすること。験を担ぐこと。「—で豚カツを食べる」
げん‐き【減気/験気】
病気の勢いが衰えて、快方に向かうこと。「師の病すこぶる—ありて」〈今昔・一九・二四〉