たん‐こつ【短骨】
手根骨や足根骨にみられる、縦横の長さや厚さがあまり違わない立方体のような形の骨。数個が集まって、強く弾性のある骨格をつくる。→長骨
だいたい‐こつ【大腿骨】
大腿の中軸をなす骨。人体の中で最も大きい管状骨。上端は球状となって股関節(こかんせつ)をつくり、下端は太くなって膝関節(しつかんせつ)をつくる。
だいりょうけい‐こつ【大菱形骨】
手根骨を構成する短骨の一つ。小菱形骨・有頭骨・有鉤骨(ゆうこうこつ)とともに遠位列をつくる。
だんせい‐なんこつ【弾性軟骨】
軟骨のうち、基質に弾性線維を多く含むもの。耳介や喉頭蓋などに存在する。→硝子軟骨 →線維軟骨
ち‐こつ【地骨】
石の異称。転じて、物事の要点。「地皮を穿ちて—に達せり」〈中村訳・西国立志編〉
ち‐こつ【恥骨】
骨盤を構成する骨の一。寛骨の前下部に左右一対あり、恥骨結合によって中央でつながる。
ちゅうしゅ‐こつ【中手骨】
手のひらを形成する5本の骨。手根骨と指骨との間にある。掌骨(しょうこつ)。
ちゅうそっ‐こつ【中足骨】
足の裏を形成する5本の骨。足根骨と指骨の間にある。蹠骨(しょこつ)。
ちょうけい‐こつ【蝶形骨】
頭蓋底(とうがいてい)の中央にあり、眼窩(がんか)の後壁をなす、蝶の形をした骨。楔状骨(けつじょうこつ)。胡蝶骨(こちょうこつ)。
ちょう‐こつ【聴骨】
⇒耳小骨(じしょうこつ)