えら【鰓/腮/顋】
1 水中にすむ動物の呼吸器官。魚類のものは、ふつう櫛(くし)の歯のような鰓弁(さいべん)に毛細血管が分布し、これに触れる水から酸素をとり、二酸化炭素を出す。 2 人のあごの骨の左右に角をなす部分...
えら‐ぶた【鰓蓋】
硬骨魚類のえらを外側から保護する骨質の薄い板。頭部の両側にあり、開閉し、水を入れて呼吸をする。さいがい。
えら‐ぼね【鰓骨】
1 魚類のえらの内側にあって、えらを支えている弓状の骨。 2 あごの骨。えら。 3 相手の口をののしっていう語。「や、ちょこざいな、けさい六。—ひっかいてくれべい」〈浄・油地獄〉
エルオーエッチ‐しょうこうぐん【LOH症候群】
《late-onset hypogonadism》男性ホルモンのテストステロンの分泌が急激に減少することによって生じる種々の症状。40歳代から60歳代の男性に発症し、うつ症状、不眠、性欲減退、骨...
えん‐がわ【縁側】
1 「縁(えん)6」に同じ。 2 魚のひれの基部にある骨。担鰭骨(たんきこつ)のこと。また、カレイやヒラメの背びれ・しりびれの付け根にある肉。
えん‐きょく【婉曲】
[形動][文][ナリ]言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。「申し出を—に断る」「—な表現」
えんこう‐るい【円口類】
軟骨魚類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。現生では最も原始的な魚で、ヤツメウナギ目とヌタウナギ目がある。体はウナギ形で、骨は軟骨。うろこを欠き、粘液に富む。胸びれ・腹びれがなく、背びれ...
えん‐ご【婉語】
遠まわしに言う言葉。露骨でなく、当たりの柔らかい言葉。
えん‐りん【円鱗】
サケ・マス・コイなど硬骨魚類の、円形の滑らかで硬いうろこ。
えんるい‐さいぼう【塩類細胞】
硬骨魚類のえらにあり、体内の余分な塩類を能動的に排出する大型の細胞。