さぎのもり‐べついん【鷺ノ森別院】
和歌山市鷺ノ森にある浄土真宗本願寺派の別院。開創は文明8年(1476)、蓮如に帰依した了賢が建てた道場に始まる。天正8年(1580)から同11年まで、顕如が教団の本山とした。雑賀(さいか)御坊。...
さぎ‐ふえ【鷺笛】
ヨウジウオ目サギフエ科の海水魚。全長約20センチ。体色は淡紅色で腹が白い。吻(ふん)が細長く、背びれに長いとげがある。
さぎ‐まい【鷺舞】
民俗芸能の一。白鷺の頭(かしら)をかぶり、白い羽の作り物を身につけて舞う一種の風流(ふりゅう)。山口県山口市・島根県津和野町などのものが有名。
さぎむすめ【鷺娘】
歌舞伎舞踊。長唄。壕越二三治(ほりこしにそうじ)作詞、杵屋忠次郎作曲。四変化舞踊「柳雛諸鳥囀(やなぎにひなしょちょうのさえずり)」の一。宝暦12年(1762)江戸市村座で初演。白鷺に仮託して、恋...
さぎ‐りゅう【鷺流】
狂言の流派の一。室町初期の路阿弥を流祖と伝え、江戸初期の10世鷺仁右衛門の代に家系・芸系を確立。観世座付きとして幕府に重用されたが、明治末年に廃絶。現在、新潟・山口などに地方芸能として名残をとどめる。
鷺(さぎ)を烏(からす)
《白い鷺を指して、黒い烏であると言い張る意》物の道理をことさら言い曲げること。
ろ【鷺】
[人名用漢字] [音]ロ(漢) [訓]さぎ 鳥の名。サギ。「烏鷺(うろ)・朱鷺(しゅろ)・白鷺」 [難読]朱鷺(とき)