かしま‐の‐ことぶれ【鹿島の事触れ】
昔、春ごとに鹿島神宮の神官が鹿島明神の御神託と称し、その年の吉凶・天変地異などを全国に触れ歩いたこと。また、その人。ことぶれ。《季 新年》
かしま‐やりがたけ【鹿島槍ヶ岳】
富山・長野の県境にある山。飛騨山脈の後立山(うしろたてやま)連峰中の代表的な山。山頂は南峰(標高2889メートル)と北峰(2842メートル)に分かれている。高山植物が豊富。浸食の進んだ壮年期の山...
かしま‐りんかいこうぎょうちたい【鹿島臨海工業地帯】
茨城県南東部、鹿島灘の南部沿岸に造成された工業地帯。鹿嶋市・神栖(かみす)市にまたがる。石油化学工業・鉄鋼・火力発電などのコンビナートがある。
かせ‐ぎ【鹿】
《角が桛木(かせぎ)に似ているところから》シカの古名。「一箇蒜(ひとつのひる)を白き—に弾きかけ給ふ」〈景行紀〉
かせ‐づえ【鹿杖】
1 先が二またになったつえ。また、上端をT字形にしたつえ。撞木(しゅもく)づえ。「平足駄履き、—を突いて」〈平治・中〉 2 僧侶などが持つ、頭部に鹿の角をつけたつえ。わさづの。
かせ‐やま【鹿背山】
京都府木津川市にある山。布当(ふたぎ)の山。[歌枕]「見すててはかへるべしやは—の峰の紅葉のことと問はぬを」〈定頼集〉
か‐だい【鹿大】
「鹿児島大学」の略称。
かづの【鹿角】
秋田県北東部の市。リンゴ栽培や、酪農などが盛ん。尾去沢(おさりざわ)鉱山があった。八幡平(はちまんたい)・十和田湖への観光基地。人口3.4万(2010)。
かづの‐ごけ【鹿角苔/叉銭苔】
ウキゴケ科の苔類(たいるい)。沼・池などに浮遊するほか湿地上に群生。長さ1〜2センチで細く、二また状に数回分かれる。
かづの‐し【鹿角市】
⇒鹿角