あそう【麻生】
狂言。麻生の某の召使い下六(源六)が、主人の宿がわからなくなり、迎えに来た藤六と囃子物(はやしもの)で探し当てる。
あそう【麻生】
姓氏の一。 [補説]「麻生」姓の人物麻生太郎(あそうたろう)麻生久(あそうひさし)麻生豊(あそうゆたか)
あそう‐は【麻生派】
自由民主党の派閥の一。志公(しこう)会と、その前身である為公(いこう)会の通称。会長は麻生太郎。
あそう‐ゆたか【麻生豊】
[1898〜1961]漫画家。大分の生まれ。報知新聞の漫画記者として、日本初の新聞連載四コマ漫画「ノンキナトウサン」を書いた。他に「赤ちゃん閣下」「只野凡児」など。
お【麻/苧】
《「緒」と同語源か》 1 麻の古名。〈和名抄〉 2 麻または苧(からむし)の茎の繊維から作った糸。「—を縒(よ)りて」〈土佐〉
お‐う【麻生】
麻の生えている土地。「桜麻(さくらを)の—の下草露しあれば」〈万・二六八七〉
お‐がせ【麻桛/苧桛/纑】
1 紡いだ麻糸を枠にかけて巻き取ったもの。また、その枠。 2 乱れもつれるさまのたとえ。「恋に心をひねり麻(そ)の—乱いた胸のうち」〈浄・丹波与作〉 3 自由を束縛するもののたとえ。「ああ、子は...
お‐がら【麻幹/苧殻】
皮をはいだ麻の茎。盂蘭盆(うらぼん)の門火(かどび)をたくときなどに用いる。あさがら。《季 秋》「子をつれて夜風のさやぐ—買ふ/林火」
おがら‐ばし【麻幹箸】
おがらで作った箸。盂蘭盆(うらぼん)の供え物に添える。
おがら‐ばな【麻幹花】
ムクロジ科の落葉小高木。山地の森林に自生。葉は手のひら状に五つまたは七つに裂けて、縁にぎざぎざがある。夏、黄緑色の小花が穂状に集まり、上向きにつく。ほざきかえで。