こうきん‐の‐らん【黄巾の乱】
中国で後漢末期に、張角が首領となって起こした農民の反乱。184年、黄老の教えに基づく太平道を奉じ、全員が土の徳を示す黄色い布を付けて決起したが、張角の死で衰え、平定された。黄巾の賊。
こう‐ぎゅう【黄牛】
⇒おうぎゅう(黄牛)
おう‐けい【黄経】
⇒こうけい(黄経)
こう‐けい【黄経】
黄道座標の経度。春分点を零度として東回りに360度まで測る。
こう‐こう【黄口】
《ひなのくちばしが黄色いところから》年が若く経験が浅いこと。また、その人。
こうこう‐じ【黄口児】
年が若く、経験や知識などが足りない者。青二才。
こう‐こん【黄昏】
1 日の暮れかかること。夕暮れ。たそがれ。「到着せしは—の頃なりしが」〈福田英子・妾の半生涯〉 2 戌(いぬ)の刻。〈下学集〉
こう‐さ【黄砂/黄沙】
1 黄色い砂。 2 中国北西部で、黄色の砂塵(さじん)が強風に舞い上げられて空を覆い、風に運ばれながら徐々に降下する現象。3〜5月に多く、日本に及ぶこともある。《季 春》「—降る台湾メール沖を行...
こう‐さつ【黄冊】
⇒賦役黄冊(ふえきこうさつ)
こうざんぎょううん【黄山暁雲】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の桜の間を飾る。中国の代表的景勝地、黄山の谷間にかかる雲を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「揚州薫風」「桂林月宵」ととも...