たそがれ‐どき【黄昏時】
夕暮れ時。夕方。→かわたれどき
たそがれ‐どり【黄昏鳥】
ホトトギスの別名。
たそがれ‐なき【黄昏泣き】
《黄昏時(夕方)に起こることから》三箇月コリックのこと。
たそがれのストームシーディング【黄昏のストーム・シーディング】
大岡玲(あきら)の小説。小さな島を舞台に、都会から抜けだした青年の憂鬱と気概を描く。平成元年(1989)刊行。同年、第2回三島由紀夫賞受賞。
たそが・れる【黄昏れる】
[動ラ下一][文]たそが・る[ラ下二]《名詞「たそがれ」の動詞化》 1 日が暮れて薄暗くなる。「空が—・れる」 2 盛りを過ぎて衰える。「—・れて生気のない人」
つげ【黄楊/柘植】
ツゲ科の常緑低木。関東以西の山地に自生。葉は対生で密につき楕円形で小さく堅い。春、淡黄色の小花が群生する。材は緻密(ちみつ)で堅く櫛(くし)・印材や将棋の駒などに用いられる。ほんつげ。朝熊(あさ...
つげ‐ぐし【黄楊櫛】
黄楊の木で作った櫛。
つげ‐の‐おぐし【黄楊の小櫛】
1 黄楊の木で作った小櫛。つげぐし。 2 《「つげ」を「告げ」の意にとって》占いの一種。黄楊の櫛を持ち外へ出て、道祖神を念じ、来る人の言葉によって吉凶を占う。
てん【貂/黄鼬】
食肉目イタチ科テン属の哺乳類。イタチに似て、体長45〜50センチ、尾長17〜23センチ。夏毛は全体に褐色。冬毛は変異がみられ、キテンとスステンの2型がある。夜行性で、小動物などを捕食。毛皮がよい...
とろろ【黄蜀葵】
トロロアオイの別名。また、その根をすりつぶした粘りのある汁。和紙を漉(す)くときの糊(のり)に用いる。