くろ‐あずき【黒小豆】
アズキの栽培品種。実は小さくて黒い。
くろいあめ【黒い雨】
井伏鱒二(いぶせますじ)の小説。昭和40〜41年(1965〜1966)発表。広島の原爆を扱った記録的作品。黒い雨に打たれた姪の結婚話が破談になるのを通して、原爆の悲劇を日常生活の場で描く。 ...
くろい‐あめ【黒い雨】
核兵器、原子炉事故等による核爆発で生じた放射性物質と、高熱で瞬時に燃焼した家屋、樹木の煤(すす)などが強い上昇気流に乗って高空に達し、発生した雨雲から雨となって落下したもの。煤が溶け込んで黒い。...
くろい‐きり【黒い霧】
背後に不正や犯罪などが隠されていることのたとえ。松本清張の著作「日本の黒い霧」に由来する語で、政財界の不正な行為をいう。
くろ‐いし【黒石】
1 黒い色の石。 2 黒の碁石。
くろいせいぼ‐の‐いえ【黒い聖母の家】
《Dům U Černé Matky Boží 》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街にあるキュビスム様式の建物。20世紀初頭、チェコキュビスム運動の先駆者ヨゼフ=ゴチャールが設計。名称は、...
くろいてぶくろ【黒い手袋】
東郷青児による油絵。昭和8年(1933)の作品。濃い青を背景に、黒い手袋を片方だけ外して立つ女性の像。損保ジャパン日本興亜蔵。
くろ‐いと【黒糸】
1 黒い色の糸。 2 「黒糸威(おどし)」の略。
くろ‐かび【黒黴】
1 コウジカビで胞子の黒いもの。クロコウジカビのこと。 2 クラドスポリウムの俗称。《季 夏》
くろ‐かわ【黒革/黒皮】
1 黒色に染めた革。 2 藍で濃く染めた革。 3 (黒皮)マツバハリタケ科のキノコ。秋、松林に生える。傘は直径5〜15センチで表面は黒い。肉は白く、傷つけると赤紫色になる。苦みがあるが、食用。