くろ‐の‐きょうかい【黒の教会】
《Biserica Neagră》ルーマニア中央部の都市ブラショフにあるルーテル派の教会。旧市街の中心部、スファトゥルイ広場に位置する。14世紀から15世紀にかけて後期ゴシック様式で建造。名称は...
くろ‐は【黒羽】
1 黒い鳥の羽。 2 鷲(わし)の黒い羽で作った矢。「—、白羽、染羽、色々の矢ども」〈義経記・八〉
くろ‐はえ【黒南風】
梅雨の初めに吹く南風。《季 夏》「沖通る帆に—の鴎(かもめ)群る/蛇笏」→白南風(しらはえ)
くろ‐はち【黒八】
「黒八丈(くろはちじょう)」の略。
くろ‐はちじょう【黒八丈】
黒色で、織り目を横に高くした絹織物。半襟・袖口などに用いる。初め、八丈島で織ったのでこの名がある。東京都あきる野市五日市の特産。黒八。
くろ‐はつ【黒初】
ベニタケ科のキノコ。夏から秋にかけて、日本各地の雑木林に生える。傘は丸く、初め白いが次第に黒褐色となる。肉は白く、傷つけると黒変する。
くろ‐ばえ【黒蠅】
クロバエ科のうち、キンバエ類を除いたハエの総称。青黒い光沢がある。触角は羽毛状。活発に飛び、動物の糞(ふん)や死体に集まる衛生害虫。オオクロバエ・ケブカクロバエなど。
くろ‐ば・む【黒ばむ】
[動マ五(四)]黒みを帯びる。黒ずむ。「シャツの袖口が—・む」
くろ‐パン【黒パン】
ライ麦の粉で作った黒褐色のパン。また、小麦粉のパンにカラメルや黒砂糖を入れて黒い色にしたもの。→白パン
くろパンふりょき【黒パン俘虜記】
胡桃沢耕史の小説。第二次大戦後、捕虜としてシベリアに送られた男が主人公。昭和58年(1983)刊行。同年、第89回直木賞受賞。