うちゅう‐の‐だいきぼこうぞう【宇宙の大規模構造】
宇宙の中で銀河の分布が示す巨大な泡状の構造。宇宙空間は互いに接し合う石鹸(せっけん)の泡に例えられ、泡の膜面に銀河が分布し、複数の泡が接しあう部分において、銀河団が多数連なり超銀河団を形成する。...
うちゅう‐はいけいほうしゃ【宇宙背景放射】
宇宙のあらゆる方向から同じ強度で入射してくる、絶対温度が約3ケルビンの黒体放射に相当する電波。1965年に米国のA=A=ペンジアスとR=W=ウィルソンが発見。ビッグバン、およびインフレーション宇...
うちわ‐やんま【団扇蜻蜓】
サナエトンボ科のトンボ。体長7センチくらい。体は黒く、胸部前方に逆八字形の黄色紋があり、腹部の第8節に団扇状の突出物がある。幼虫は腹部全体が扇状で扁平。
うつくしきセルジュ【美しきセルジュ】
《原題、(フランス)Le beau Serge》フランスの映画。白黒作品。シャブロルの初長編監督作。ヌーベルバーグの端緒を開いた作品とされる。1957年から1958年にかけて撮影され、同年のカン...
うつぼ‐かずら【靫葛】
ウツボカズラ科の食虫植物。蔓性(つるせい)の多年草。葉は長さ10〜15センチで、裏面に褐色の毛があり、先が円筒形の袋となっていて虫を捕らえる。雌雄異株。枝の先に黒紫色の花を総状に密生する。同科に...
うつぼ‐ぐさ【靫草】
シソ科の多年草。山野に生え、高さ10〜30センチ。茎は四角柱。全体に白い毛がある。夏、紫色の唇形の花が集まった穂を出す。花穂は夏に枯れて黒くなり、これを漢方で夏枯草(かごそう)といい、利尿薬にす...
うつろ・う【映ろう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「うつ(映)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の音変化》光や影などが他の物に映っている。「お妙のリボンは…灯火(ともしび)の—・う影に、黒髪を離れて...
うとう【善知鳥】
1 ウミスズメ科の海鳥。全長38センチくらい。背面とのど、胸は黒、腹は白。くちばしは橙(だいだい)色で、繁殖期には上部に突起が生じる。小魚を捕食。北太平洋に分布し北日本の沿岸でも繁殖。 2 「善...
うなづき‐おんせん【宇奈月温泉】
富山県黒部市にある温泉。泉質は単純温泉。黒部峡谷観光の根拠地。
うば‐がみ【姥髪】
能の鬘(かつら)の一。毛髪が白または白黒まじりのもので、老女に用いる。