ジョブ‐シェアリング【job-sharing】
一人分の仕事を、特定の複数の労働者で分担し、全体の成果から評価を受ける制度。主に正社員の勤務形態を多様化し、女性や高齢者など、より多くの労働者に雇用機会を与えるために行われる。→ワークシェアリング
じんこう‐オーナス【人口オーナス】
《「オーナス(onus)」は重荷・負担の意》一国の人口構成で、高齢人口が急増する一方、生産年齢人口が減少し、少子化で生産年齢人口の補充はできず、財政、経済成長の重荷となった状態。→人口ボーナス
じんこう‐がく【人口学】
社会を構成する人の数とその増減、性別年齢別等の構造、経済との関係などを研究する学問。人口統計学。デモグラフィー。
じんこう‐こうせい【人口構成】
ある地域の人口の、性別・年齢別・職業別などの構成状況。その地域の特性調査や、他地域との比較などに用いる。
じんこう‐すいけい【人口推計】
国勢調査の中間年における毎月・毎年の人口の状況を把握するために総務省が作成する、国の基幹統計。国勢調査で得られた人口を基に、その後の出生・死亡、出入国などによる人口の変動を反映させて、毎月1日現...
じんこう‐ピラミッド【人口ピラミッド】
ある地域の人口を年齢別の棒グラフとし、低年齢を下に、高年齢を上にして並べた図。男女を左右に振り分けて示すことが多く、一般的な社会では全体がピラミッド形になる。 [補説]日本の人口ピラミッドは近年...
じんこう‐ボーナス【人口ボーナス】
一国の人口構成で、子供と老人が少なく、生産年齢人口が多い状態。豊富な労働力で高度の経済成長が可能。多産多死社会から少産少子社会へ変わる過程で現れる。→人口オーナス
じんざい‐ぎんこう【人材銀行】
中高年齢者の雇用促進策として、その道の熟練者を社会的に有効に活用しようとする職業紹介制度。昭和41年(1966)発足、全国主要都市に開設された。ハローワークの機能充実や民間サービスの増加などによ...
じんてい‐しつもん【人定質問】
刑事裁判の第1回公判の最初に、裁判官が被告人に氏名・住所・年齢などを質問して、本人であることを確かめること。
じんぶつ‐しゅぎ【人物主義】
その人の家柄・学歴・年齢・財産などは問題にしないで、人柄・能力を基準にして評価する考え方。