一銭(いっせん)を笑(わら)う者(もの)は一銭(いっせん)に泣(な)く
わずかな金額だといって軽視する者は、そのわずかな金額に困ることになる。たとえわずかな金でも軽んじてはいけないという戒め。一円を笑う者は一円に泣く。
いっ‐そう【一双】
二つでひと組をなすもの。一対(いっつい)。「六曲—の屏風(びょうぶ)」「—の目はたちまちぎらりとわれらをにらむのである」〈蘆花・思出の記〉
いっ‐そう【一層】
[名] 1 ひとかさね。 2 数層の建物のいちばん下。 [副] 1 程度がいちだんと進むさま。ひときわ。ますます。「寒さが—厳しくなる」「末っ子をより—かわいがる」 2 むしろ。かえって。い...
いっ‐そう【一掃】
[名](スル) 1 すっかり払いのけること。一度に払い去ること。「悪習を—する」「不安を—する」 2 野球で、出塁中のランナー全員をホームインさせること。「走者—の二塁打」
いっそう‐いちぼく【一草一木】
「一木一草(いちぼくいっそう)」に同じ。
一双(いっそう)の玉手(ぎょくしゅ)千人(せんにん)の枕(まくら)
《「円機活法」から》2本の美しい腕が千人の男の枕になる。夜ごとに別の客を迎える遊女の身の上をいう言葉。一双の玉臂(ぎょくひ)千人の枕。
一双(いっそう)の玉臂(ぎょくひ)千人(せんにん)の枕(まくら)
⇒一双の玉手千人の枕
いっそう‐りゅう【一噌流】
能の笛方の流派の一。室町末期の中村七郎左衛門を流祖とする。その子(弟子ともいわれる)、又三郎が一噌似斎と称し、それが流名となった。
いっ‐そく【一束】
1 ひとまとめにすること。また、たばねたもの一つ。ひとたば。→束 2 握りこぶしの親指を除いた指4本の幅。矢の長さの単位として用いる。 3 竹・薪・稲や紙の連などの10把(ぱ)。 4 《野菜など...
いっ‐そく【一足】
1 靴や足袋など、履き物の左右ひと組。→足(そく) 2 蹴鞠(けまり)で、1回鞠をけること。「鞠ヲ—ケル」〈日葡〉 3 わずかな足の動き。「—一刀ひるみなく、絶頂さして追ひ上ぐるは」〈浄・源頼家...