一(いち)押(お)し二(に)金(かね)三(さん)男(おとこ)
女性を口説くには押しが強いことが第一条件で、金の力、男振りのよいことは第二・第三の条件である。
いちおんいちぎ‐せつ【一音一義説】
五十音図の各音は、それぞれ固有の意味を持っているとする説。橘守部(たちばなもりべ)らが唱えた。音義説。
いちかた‐りゅう【一方流/都方流】
平曲の流派の一。鎌倉末期の如一(にょいち)を祖として、その弟子明石覚一が確立。この系統の者は、その名に一・都・市などの字を用いる。→八坂流
一(いち)か八(ばち)か
結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。「よし、—勝負してみよう」 [補説]ばくちの用語で、「一か罰か」でさいころの目に一が出るかしくじるかの意とか、「丁か半か」の「丁」...
一(いち)から十(じゅう)まで
何から何まで。始めから終わりまで。すべて。「—人に頼る」
いち‐かんぽ【一完歩】
馬術で、馬の歩幅のこと。ある足が着地してから、次にその足が着地するまでの距離。
いち‐が【一河】
ひとすじの川。また、同じ川。
いち‐がい【一概】
[名・形動]無理に自分の意志を通すこと。強情なこと。また、そのさま。「まあ、あなたのような—な考え方をなさる人もないものですわ」〈倉田・出家とその弟子〉
いちがい‐に【一概に】
[副](多くは打消しの語を伴って用いる)細かい差異を問題にしないで一様に扱うさま。おしなべて。ひとくちに。「—悪いとはいえない」
一(いち)が栄(さか)・える
物語やおとぎ話の最後にいう決まり文句で、「めでたし、めでたし」の意。一期(いちご)栄える。市が栄える。